MOTHER
GOOSE今月のマザーグース

2017年6月の紹介

She sells sea-shells on the sea shore

かのじょ かいがんで かいがら うる

She sells sea-shells on the sea shore
かのじょ かいがんで かいがら うる

She sells sea-shells on the sea shore;
The shells that she sells are sea-shells I'm sure.
So if she sells sea-shells on the sea shore,
I'm sure that the shells are sea-shore shells.

かのじょ かいがんで かいがら うる。
かのじょがうる かいがら たしかに うみのかいがら。
だから かのじょが かいがんで うみのかいがら うるのなら,
たしかに かいがらは かいがんのかいがら。


 このマザーグースは「早口ことば」です。さあ,みなさん声に出して唱えてみましょう!じょうずにいえそうですか?しゃっくりがでたときには早口ことばを3回唱えると治るともいわれています。ほんとうでしょうか?

 マザーグースにはほかにも,“Peter Piper picked a peck of pickled pepper”という早口ことばがあります。
 早口ことばは英語で,“tongue twister”といいます。まさに舌がもつれるおもしろさがあります。単語の頭にある〔s〕の音の頭韻法(alliteration)によってリズムがよくなっています。舌がよく回るようにと,アナウンサーや演技学校などでも早口ことばは練習されるそうです。
 またこの頭韻法はリズムがよく耳に心地よいので,さまざまなキャラクターの名前にもみられます。たとえば,Peter Pan,Doctor Dolittle,Wee Willie Winkie,Simple Simon,またはMickey MouseやDonald Duckもそうですね。みなさんもそのような名前をみつけてみてください。

マザーグースとは,英語圏の子どもたちの間で古くから伝承されてきたわらべうたのことです。 イギリスではナーサリー・ライム(Nursery Rhymes)と呼ばれています。親から子どもへ,子どもからお友だちへ,また子どもからその子どもへと,時代や伝える人によって少しずつ変化しながら, うたいつがれてきた「古くて新しいうた」です。マザーグースは,うただけでなく早口ことば,なぞなぞ,昔ながらのイギリスの風俗・習慣を伝えるもの,人を皮肉ったもの,ナンセンスなど様ざまな種類があります。 どれも韻をふんだり,くり返したりと英語の「音」や「リズム」が心地よく,思わず口にだして唱えたくなるものばかりです。