MOTHER
GOOSE今月のマザーグース

2017年2月の紹介

Polly put the kettle on

ポリー やかんを かけてね

Polly put the kettle on,
Sally blow the bellows strong,
Molly call the muffin man,
 We'll all have tea.


ポリー やかんを かけてね,
サリー ふいごを ふいてね,
モリー マフィンうりを よんでね,
(さあ)おやつに しましょう



 お茶の時間の準備でしょうか,ポリー,サリー,モリーがせわしなく働いているようすがわかります。
 イギリスでは朝11時のお茶の時間,午後の時間とお茶を楽しむ習慣があります。コーヒーよりも紅茶。それもミルクをいれて飲む人が多いようです。イギリス・ファンタジーの大傑作『ライオンと魔女と大きなたんす』(ナルニア国ものがたり)でも,主人公のルーシーはフォーンのタムナスさんにお茶に誘われました。
 お茶といっしょに味わうのがマフィン。日本でもかつてお豆腐屋さんがお豆腐を売り歩いていたように,マフィンを売って歩く人がいたのですね。

 とてもリズムのいいマザーグースです。カップとソーサーを両手に作って,手遊びも楽しみましょう。日本のわらべうたには同じように楽しむ「ちゃちゃつぼ ちゃつぼ」がありますね。

ちゃちゃつぼ ちゃつぼ
ちゃつぼにゃ ふたがない
そこをとって ふたにしよ

マザーグースとは,英語圏の子どもたちの間で古くから伝承されてきたわらべうたのことです。 イギリスではナーサリー・ライム(Nursery Rhymes)と呼ばれています。親から子どもへ,子どもからお友だちへ,また子どもからその子どもへと,時代や伝える人によって少しずつ変化しながら, うたいつがれてきた「古くて新しいうた」です。マザーグースは,うただけでなく早口ことば,なぞなぞ,昔ながらのイギリスの風俗・習慣を伝えるもの,人を皮肉ったもの,ナンセンスなど様ざまな種類があります。 どれも韻をふんだり,くり返したりと英語の「音」や「リズム」が心地よく,思わず口にだして唱えたくなるものばかりです。